Smiley face
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女子フリーの演技中に笑顔を見せる坂本花織=西岡臣撮影

 フィギュアスケートの世界国別対抗戦の最終日は19日、東京体育館でペアのフリーがあり、3月の世界選手権金メダルの三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が145・06点で、ショートプログラム(SP)に続いて自己ベストを更新して1位だった。女子フリーはアリサ・リュウ(米)がSPに続き1位。坂本花織(シスメックス)は3位、千葉百音(もね)(木下アカデミー)は5位だった。

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 日本は2位となり、4大会ぶりの優勝はならなかった。米国が2連覇を果たし、3位はイタリアだった。

疲労が「限界突破でも」

 ジャンプの着氷で坂本は何度もふらついた。

 それでも、こらえる。「みんなの応援がなかったら本当にくじけていた」。滑りきると、そのまま氷上に座り込んだ。

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女子フリーで演技を終えた坂本花織=西岡臣撮影

 坂本は昨年3月の世界選手権を終えた後、五輪プレシーズンである今季に向け「ジャンプの基礎点を上げたい」と話していた。

 具体的には、高得点が期待できる3回転ルッツ、3回転フリップをフリーにそれぞれ2本ずつ入れることだった。

 ただ、なかなか思うようには…

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